モナリザタッチの効果持続は?
当記事では、モナリザタッチによる効果持続について考察しています。
女性ホルモン減少により生じる腟萎縮をレーザー照射で改善する施術として知られている施術。炭酸ガスフラクショナルレーザーによる治療であり、切開を伴わないため、負担を軽減した治療を行えます。ここでは、モナリザタッチの効果持続期間や持続しない理由、他の治療との違いなどについて解説します。
モナリザタッチはどのくらい効果が持続するのか気になっている方は、ぜひ参考にしてください。
モナリザタッチの効果はどれくらい続く?
モナリザタッチの仕組みと作用時間
炭酸ガスフラクショナルレーザーと呼ばれるレーザーを使用した治療です。仕組みは、炭酸ガスフラクショナルレーザーを膣や外陰部の粘膜から皮膚にかけて照射することで、粘膜の線維芽細胞を活発にして、新生コラーゲン生成を促します。
老化によって弾力を損なった膣粘膜に対し、炭酸ガスフラクショナルレーザーで刺激することで、ふっくらと厚みを帯びた、ひだのある状態を目指せます。施術時間は5~10分程となっており、施術直後から日常生活の制限はないことが魅力です。
副作用もほとんどなく、長期的なトラブルも見られません。3回照射を行うと、効果持続期間には個人差もありますが、およそ1年程とされています。
参照元:流山つつじ女性の街公式サイト
(https://ny-tutuji.com/medical/medical12/)
一般的な効果持続期間の目安とは?
1回でも効果を感じる方もいる施術ですが、さらに改善効果を期待する場合、1〜2か月に3回の施術を推奨されています。その後、効果を持続させるために、1年に1回程度の追加照射を勧められる方もいます。
※クリニックや個人の状態により、照射回数や頻度は異なる可能性があります。
参照元:はなおかIVFクリニック品川公式サイト
(https://www.hanaoka-ladiesclinic.com/medical/beauty/monalisatouch/)
効果が長く続かないケースの特徴
医師のスキルが不足していると、適切な出力で必要な部位へ照射を行えません。その結果、効果が弱くなったり、長く続かなかったりするケースも。また、デリケートゾーンに炎症がある状態で治療を受けることは、原則として推奨されません。
炎症がある状態で施術を受けると、思うような効果が出ないばかりか、症状を悪化させる可能性があります。
上記以外には、効果を持続させるためには、レーザーを照射後の過ごし方も注意が必要です。施術を行った後は、肌が傷ついてデリケートな状態になっています。
施術後、3日間性行為や公衆浴場での入浴は控える・施術当日はシャワーのみにするといった注意点を守らなければなりません。ダメージが残っているときに、医師からの指示を守らないと、症状が改善するどころか、ダメージが残るリスクもあるからです。
モナリザタッチの効果が持続しない理由とは?
年齢・体質による個人差が大きい理由
効果の現れ方には個人差が見られ、症状の程度や体質によって治療法が異なる場合があります。
施術を行っているクリニックのデータによれば、10~80代に施術をしたことがあり、受ける人の中で1番多いのが50代とされています。
年齢にかかわらず、女性特有の不快症状のある場合、施術で改善するケースもあると言われているため、相談してみるのがおすすめです。
参照元:二宮クリニック公式サイト
(https://ninomiya-lc.jp/treatment/monalisatouch/)
治療回数・頻度・ケア方法の見直しが必要なケース
はじめての施術を受けた1か月後には、およそ4~6割の方(※1)が、乾燥や灼熱感、ゆるみ、性交痛といった症状が改善したというデータもあります。しかし、満足のいく結果を得るまでには1〜2か月おきに2〜3回の施術を受けたり、その後も年1回ほどメンテナンスとして施術を受けなければならなかったりする場合もあります。
必要な施術回数は、患者さまの症状はもちろん、求める効果によっても異なるため、医師とよく相談しながら治療回数を決めるのが望ましいです。また、施術の効果をさらに長持ちさせるためには、自宅でセルフケアを行うことも大切です。
例えば、子宮や膀胱、直腸といった骨盤内にある臓器を下からハンモックのように支える骨盤底筋群を鍛えられる「ケーゲル体操」(※2)を行うと、膣の強化を目指せます。 ケーゲル体操のやり方については、以下をご覧ください。
- 仰向けに横になって膝を曲げる
- 床へ足の裏をつけて両腕は身体の横に下ろす
- 骨盤を引き上げるようにしながら、お尻の引き締めを行う
- 上記の姿勢で、深呼吸をゆっくりと10回。
- 息を吐きながら、さらにお尻を引き締める
- 骨盤を持ち上げつつお尻を天井へ突き上げる
- 息を吸いながら、お尻と骨盤を緩める
参照元:(※1)岡村産婦人科公式サイト
(https://okamura-clinic.or.jp/archive/monalisatouch/medicaltreatment/)
参照元:(※2)岡村産婦人科公式サイト
(https://okamura-clinic.or.jp/archive/monalisatouch/after/)
「そもそも適応していなかった」可能性について
モナリザタッチは、以下のような方に適応とされています。
- 腟萎縮によって、乾燥や痛み、かゆみ、におい、性交痛といった不快な症状のある方
- 腟環境の改善を目指したい方
- 外陰部のたるみやしわといった症状が気になる方
このような症状があるからといって、必ずしも治療の適応があるわけではありません。医師の診察を受けて、治療の適応を判断してもらう必要があります。症状だけで、治療を受けたとしても、思うような効果は期待できないでしょう。
また、更年期や閉経後の性交痛は、エストロゲンの減少が原因なだけでなく、子宮腫瘍や卵巣腫瘍の可能性があります。また、デリケートゾーンのにおいは、細菌性膣炎やカンジダ膣炎が原因となっているケースも。
そのような婦人科疾患や感染症は、そもそもモナリザタッチの適応ではなく、婦人科でしっかりと治療を受ける必要があります。
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モナリザタッチと膣縮小手術の違い
モナリザタッチは、女性ホルモン減少により生じる腟萎縮をレーザー照射で改善する施術のことです。膣縮小術(膣壁形成)とは、膣の内側にある粘膜を切開して縫合することにより、膣の入り口から奥にかけて根本的に引き締められる手術です。
モナリザタッチは、施術後に3日間は性交を避ける・施術当日の入浴はNGといった点以外は、日常生活における制限がないのが特徴です。一方、膣縮小術は、術後に出血・熱感・腫れ・化膿・熱感などの症状を伴うほか、日常生活でもさまざまな制限があります。
他のレーザー治療・注入法との効果比較
モナリザタッチのほかに、デリケートゾーンへのレーザー治療としてインティマレーザーと呼ばれる照射法があります。また、レーザー照射以外には、注入療法という治療法もあります。主な違いについては、以下をご覧ください。
- モナリザタッチ:腟・外陰部の不快感や違和感といった不快な症状を軽減するため、腟内や外陰部、尿道口周囲にCO2フラクショナルレーザーを照射する治療。
- インティマレーザー:モナリザタッチを比べて、粘膜の損傷が少なく、さらに引き締め効果が強い治療。モナリザタッチで用いるレーザーより広範囲かつ、深い筋層まで照射可能。
- 膣ヒアルロン酸注入:膣下壁部へボリュームアップ効果のあるヒアルロン酸を注入することにより、加齢によってゆるんでしまった膣壁にハリを与えながら、膣の内腔容積を減らす治療法。
それぞれの治療は、適応が異なるため、医師によるヒアリングや内診などの診察を受けて判断されることになります。
症状別に見る施術の適正
モナリザタッチは、腟萎縮による乾燥やかゆみ、におい、ゆるみといった不快な症状のある方や、外陰部のしわ・たるみが気になっている方に合っている治療法です。 しかし、上記のような症状があるからといって、モナリザタッチが合っているとは必ずしも言えません。
他の治療法を勧められる可能性もあるため、医師による診察を受けることが重要です。
モナリザタッチが合わなかった方へ
再び同じ治療を受ける前にチェックしたいポイント
モナリザタッチが合わなかった場合でも、「もう1度受けたい」と考えている方もいるのではないでしょうか。再び同じ施術を受ける前にチェックしたいポイントがいくつかあります。
そもそも、モナリザタッチが適応かどうか見極める必要があります。デリケートゾーンの状態や体質などにより、医師から別の治療法を勧められる可能性があるからです。治療適応と判断された場合、照射回数や間隔についても、医師へ確認するようにしましょう。モナリザタッチは1回のみで症状が改善した方もいれば、数回受けて実感できた方もいるためです。
自分に合う施術を選ぶには「医師の診断」が不可欠
モナリザタッチは、「膣のゆるみが気になる」「50代だから」といった理由だけで受けられる治療ではありません。気になる症状があったとしても、治療適応ではない可能性があるからです。自分に合った施術を選ぶ場合、医師によるカウンセリングや内診などといった診察が必須となります。
向いている施術は人によって異なるからこそ「信頼できる医師への相談を」
膣や外陰部のかゆみや乾燥、痛み、においなどの症状を軽減する治療法には、モナリザタッチも挙げられます。しかし、デリケートゾーンの状態によっては、モナリザタッチではなく、膣縮小や他の治療法を勧められるケースもあります。
受診するクリニックを選ぶ際には、膣や外陰部のお悩みに特化しているところにするのはもちろん、丁寧なカウンセリングや医師の実績なども考慮しておきたいポイントです。
当サイトでは、膣のゆるみを解消する代表的な治療法や女性器の悩みに対する治療、膣縮小治療をした方の声などをご紹介しています。おすすめの婦人科形成クリニックもあわせてご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。







