大陰唇のしわ・たるみを改善しふっくらさせるには?
「大陰唇のしわやたるみが気になる」「大陰唇をふっくらとさせたい」と思っても、デリケート部分のことであり、比べようもないため、ひとりで悩む人が多いのが現状です。そんな女性のため、女性器に関する治療を行うクリニックも増えました。こちらでは、大陰唇のしわ・たるみの原因と、ふっくらとさせる方法についてお伝えします。
大陰唇のしわ・たるみの原因
気になる大陰唇のしわやたるみは、どうして起きるのでしょうか。考えられる原因について探ってみました。
先天的なもの
人それぞれ顔が違うように、大陰唇の大きさも違います。これは生まれ持ったものであり、どれが正解で、どれが不正解なんてものはありません。
加齢によるもの
年齢を重ねるごとに皮膚のしわやたるみが気になるのと同じように、大陰唇の皮膚にもしわやたるみが出てしまいます。これは、加齢によって皮膚にあるコラーゲンやエラスチンの産生能力が低下することが原因です。皮膚が薄くなり、弾力が失われることで、しわやたるみが生じやすくなります。
急激な体重変化
急激な体重の増減は、皮膚がその変化に適応しきれず、余剰な皮膚がたるみとして現れることがあります。特に急激なダイエットは、大陰唇の脂肪減少を引き起こし、しわやたるみの原因となります。
妊娠・出産
妊娠中や出産時には、ホルモンバランスの変化や物理的な圧力により、大陰唇の皮膚が伸びたり、弾力が低下することがあります。これがしわやたるみの原因となることがあります。
掻きむしり
ナプキンによるかぶれや、アトピー性皮膚炎などが原因であることもあります。デリケートゾーン用のかゆみ止めを使用することもひとつの方法ですが、寝ている間など無意識に掻いてしまうという人もいます。掻くことで大陰唇が黒ずんでしまうこともあります。
外部からの刺激
下着の摩擦やナプキンによるかぶれ、カンジダ膣炎などの炎症は、大陰唇の皮膚にダメージを与え、しわやたるみを引き起こす可能性があります。また、これらの刺激は黒ずみの原因にもなります。
大陰唇をふっくらさせる治療方法
大陰唇の皮膚のしわやたるみの原因を知っても、やっぱり気になる…という方もいるのでは?そんなあなたに、大陰唇をふっくらさせる治療方法を5つ紹介します。それぞれの治療の特徴をチェックしてみましょう。
手術で大陰唇をふっくらさせる
まず、手術で大陰唇をふっくらさせる方法「大陰唇除皺術」と「DLV」について解説します。この2つの施術は、大陰唇のしわやたるみが気になっている方に向いているものです。どちらも局所麻酔で対応でき、手術が短時間で完了することや、縫合を溶ける糸で行った場合には抜糸のための通院が不要である点がメリットですが、どちらも切開が必要な点がデメリットとして挙げられます。
大陰唇除皺術
大陰唇の余分な膨らみや皮膚を切除して、形を整える治療です。縫合は溶ける糸を使用するため、抜糸の必要はありません。局所麻酔を行いますが、静脈麻酔を同時に行って眠っている間に治療を行う美容クリニックも多く見られます。
日帰り手術で、手術時間は30~40分ほどです。少量の出血が術後3~4日は見られるため、ナプキンを使用します。
- 手術内容: 大陰唇の余分な皮膚やたるみを切除し、形状を整える手術。
- 効果: しわやたるみの解消、ハリのある外観を形成。
- 施術時間: 30~40分程度。
- ダウンタイム: 術後3~4日間の軽い出血。
- 麻酔方法: 局所麻酔と静脈麻酔。
DLV
女性器形成に使用する「Laser Proダイオード」という専用のレーザーを用いた手術です。アメリカで特別なトレーニングを受けて免許を取得した医師にしか行えない治療です。レーザーを使用するため、治療後の出血やむくみも少ないことが特徴で、縫合には溶ける糸を使用します。局所麻酔を行いますが、静脈麻酔を同時に行って眠っている間に治療を行う美容クリニックも多く見られます。
日帰り手術で、手術時間は30~40分ほどです。
- 手術内容: レーザーを使用して余分な皮膚を切除し、精密な形状を整える手術。
- 効果: 出血が少なく、しわやたるみの改善に効果的。
- 施術時間: 30~40分程度。
- ダウンタイム: 術後の出血やむくみが少ない。
- 麻酔方法: 局所麻酔と静脈麻酔。
手術以外で大陰唇をふっくらさせる
手術以外で大陰唇をふっくらとさせるには、ヒアルロン酸や脂肪を注入する方法などがあります。この場合、施術時間はクリニックにより異なりますがおよそ5〜10分で完了することもあり、短時間での施術が可能な点が大きなメリットです。ただし、ヒアルロン酸を注入した場合には、6ヶ月〜1年程度で吸収されてしまう点がデメリットといえます。
これらの方法は、切開手術は避けたい人や大陰唇をふっくらさせたい人に向いている方法です。
大陰唇脂肪注入
自分のお腹や太ももの脂肪を取り出し、大陰唇に注入する治療です。自分の脂肪を注入するため、定着率が高いといわれます。
お腹や太ももから採取した脂肪は、精製したのち大陰唇に注入されます。局所麻酔と静脈麻酔の後に採取・注入しますが、注射針を用いるため傷口はわかりにくいことが特徴です。採取部位は、ガーゼを用いた圧迫固定を行います。
手術時間は40~50分ほど。脂肪の採取量にもよりますが、シャワーは圧迫固定が外れてからになります。
- 概要: 自身の体から脂肪を採取し、精製して大陰唇に注入する方法。
- メリット: 自然な仕上がりが期待できる。定着率が高く、アレルギーのリスクが少ない。
- デメリット: 脂肪の一部が吸収されることがあり、複数回の施術が必要となる場合もある。
- 施術時間: 約40~50分。
- ダウンタイム: 数日から1週間程度の腫れや痛み。
大陰唇増大(ヒアルロン酸注入)
痩せてしまった大陰唇にヒアルロン酸を注入することにより、ふっくらさせます。大陰唇のハリがなくなった、シワが気になると感じている方に向いている施術です。
メスなどによる切開は行わずに注射で施術を行うことから、短時間で完了して傷跡が残る心配もありません。施術時に感じる痛みも麻酔を注射する時のみとなるため、患者の負担が少ない施術といえるでしょう。
ただし、ヒアルロン酸は時間が経つにつれて徐々に吸収されていくのがデメリットです。人により異なりますが、6ヶ月から1年程度で体内に吸収されるため、大陰唇の大きさを保ちたいと希望する場合には、定期的にヒアルロン酸を注入する必要があります。
- 概要: ヒアルロン酸を注入して大陰唇をふっくらとさせる方法。
- メリット: 短時間で施術が完了し、傷跡が残らない。麻酔を使用するため痛みが少ない。
- デメリット: ヒアルロン酸が徐々に吸収されるため、効果が6ヶ月から1年程度しか持続しない。
- 施術時間: 約30分から1時間。
- ダウンタイム: 軽度の腫れが数日間続くことがある。
高周波・超音波を使用した方法
高周波や超音波を使用して大陰唇をふっくらさせる施術も行われています。
例えば「サーミVA(サーミバー)」と呼ばれる治療法は、外陰部全体に高周波を照射し、コラーゲンやヒートショックプロテインの産生を促していきます。治療を開始した際には、1ヶ月間隔で3回程度の施術を行うことが推奨されています。その後は様子を見ながら半年から1年程度の感覚で施術を受けることで、ふっくらした大陰唇を保つことを目指します。この治療法は、体内に金属がある場合には施術できない点がデメリットです。
また、「ヴィーナスハイフ(ウルトラヴェラ)」は超音波を用いて治療を行います。もともとは膣内を引き締めるためのマシンではあるものの、大陰唇に照射することでたるんでしまった部分の引き締めを目指します。症状に合わせて3種類のカートリッジを使い分けて治療を実施。ダウンタイムがない点が大きなメリットです。こちらの治療法は金属が体内にある方でも受けることが可能です。
- 概要: 高周波や超音波を使用して大陰唇のたるみを引き締める方法。
- メリット: 切開を伴わないためダウンタイムがほとんどない。日常生活に影響が少ない。
- デメリット: 効果が一時的で、定期的な施術が必要。体内に金属がある方は一部の施術が受けられない。
- 施術時間: 約30分から1時間。
- ダウンタイム: ほとんどないが、軽度の赤みや熱感が施術直後に生じることがある。
まとめ
大陰唇のしわやたるみについて、気になる女性は多くいます。生まれ持ったものでもあり、正解・不正解はありません。それでも気になる女性のために、女性器形成を行う美容クリニックも増えており、様々な治療方法が誕生しています。ひとりで悩まず、まずは信頼できる医師や美容クリニックを見つけることも、ひとつの方法です。







