レーザーによる膣縮小術
ここでは、膣のゆるみ解消等に効果のある女性器整形法の一つ「レーザー」による治療を紹介しています。治療の方法、費用相場、所要時間、ダウンタイム、メリットやデメリットなどを解説します。
レーザーについて
- 治療内容
膣縮小術におけるレーザー治療に使用されているのが、女性器専用LaserProダイオードレーザーです。LVR(レーザー・ヴァギナ・リジュビネーション)やLVDR等とも呼ばれるこの治療法は、これまでの外科的な膣縮小手術と違い、筋肉を奥から引き締め、根本的に10代、20代の頃の膣を蘇らせます。
施術は、従来の膣の入り口から数センチというものでは無く、子宮口の手前まで根本的に引き締め、粘膜の処理だけでなく筋肉から縫い縮める方法。多くの場合は膣の後壁(肛門に近い側)のみで十分な効果が得られますが、尿漏れなどの状態やその他症状によっては膣の前壁(尿道)に近い部分の縫縮を行うことも。
LaserProダイオードレーザーでの施術は、周囲の組織へのダメージが最小限ですみ、尿道や肛門に近い手術も安全に行えることも魅力でしょう。症状によってオーダーメイドで必要な手術法、引き締め部位を選択できる画期的な施術法といえます。
また、手術時には、局所麻酔と、ブロック麻酔、静脈麻酔が併用されます。術中は眠った状態のため、注射の痛みも感じることがありません。
術後は、下腹部がやや重たい症状を訴える患者さんもいますが、徒歩での帰宅が可能です。7日間程度は生理時のような出血があるのでナプキンが必要となります。前壁までの手術を行った患者さんは、状態によって尿道カテーテルと呼ばれる、尿がたまらないようにするための管を数日入れることもあります。
縫合には、溶ける糸を使用するため、基本的に抜糸の必要はありませんが、術後一か月程度で、検診をしてもらうことをおすすめします。
- 費用相場
40万円~80万円前後
後壁のみの場合:40万円前後
後壁+前壁の場合:70万円~80万円前後
- 所要時間
後壁のみの場合:1時間30分程度
後壁+前壁の場合:2時間30分程度
- ダウンタイム
1ヶ月~1ヶ月半程度。
シャワーは3日間程度後から、入浴は1週間後から可能です。激しい運動や自転車に乗るなど施術部に負担のかかる行為も1ヶ月は控えてください。性交渉も1ヶ月~1ヶ月半程度は避けましょう。
レーザーによる治療のメリット
1回の施術で効果が得られる。
膣のゆるみだけでなく、尿漏れの解消にも効果がある。
注入法やビビーブと比較して効果が長く持続する。
性交をしてもパートナーにばれることはまず無い。
外科的手術よりダウンタイムが短い。
レーザーによる治療のデメリット
費用が高い。
注入法やビビーブと比較してダウンタイムが長めである。
麻酔を使用するリスクがある。
1週間程度の出血がある。
施術時間が長い。