超音波による膣縮小治療
膣のゆるみ解消や、締まりをよくしたいとお考えなら、高周波より深く膣粘膜に熱を届ける超音波治療がおすすめです。詳しい治療方法とその種類、メリット・デメリットを解説します。
超音波治療の内容とは?
高周波やレーザーによる膣のゆるみ解消治療で、思ったような効果を得られなかった方におすすめなのが最新の超音波治療です。
膣引き締め機器の先端、膣粘膜に接触する部分であるトランスデューサーから超音波エネルギーが照射され、膣内を一切傷つけることなく、粘膜下の筋層まで熱を与えます。
与える熱温度は、実に65~70℃。施術中は膣内に麻酔クリームを塗るため、痛みはほぼありません。
超音波治療のメリット・デメリットとは
メリット
メスを使用しないため傷跡が残らない
手術でしか届かない筋層にまで熱を送ることが可能
レーザーや高周波治療で満足できなかった方でも効果を得やすい
ダウンタイムがほぼない
デメリット
膣のゆるみが重度な場合、複数回に渡って施術を行う必要がある
効果の持続期間は1年程度となるため、定期的に施術が必要
何度も施術を行う場合、トータル的なコストが高くなる
超音波治療の種類
ヴィーナスハイフ
世界初の膣専用超音波治療機器として誕生した「ヴィーナスハイフ」は、もともとは顔のたるみや引き締めを改善するために作られた機器でした。
ヴィーナスハイフなら、膣粘膜のより深い部分、筋層にまで集中的に熱を与えることが可能です。コラーゲンの分解・再構築を起こすことにより、高い引き締め効果を得ることができます。
ダブルVタイトニング
ヴィーナスハイフよりもさらに広範囲に熱を与え、さらなる効果を得たい場合には「ダブルVタイトニング」がおすすめです。ヴィーナスハイフで膣内の筋層にまで熱を与えることに加え、レーザーによって粘膜にも照射します。
膣粘膜の厚みや、膣のゆるみ度合いにより、レーザーを追加するかどうかをご検討されるのがおすすめです。手術には抵抗があるけれど、膣の奥から入口までより高い引き締め効果を得たい場合に推奨している治療方法です。