ヒアルロン酸膣縮小の施術は痛い?施術時と術後の痛みについて
膣壁の内側にヒアルロン酸を注入して膣を引き締める「ヒアルロン酸膣縮小治療」。メスを使う外科手術とは異なり、体への負担もダウンタイムも軽いイメージがあることから、膣の緩みに悩んでいる方々の間で注目されている施術です。
ただし、注目はされているものの、施術中や施術後の痛みが不安で、一歩を踏み出せない方もいるようです。
当記事では、ヒアルロン酸膣縮小の痛みをテーマに、関連事項も含めて広く解説しています。
ヒアルロン酸膣縮小とは
まずは、ヒアルロン酸膣縮小治療の概要をおさらいしておきましょう。
施術の仕組み
ヒアルロン酸膣縮小治療とは、膣壁の内側に注射器等でヒアルロン酸を注入する治療のこと。注入された部位を中心として膣粘膜にボリュームや弾力性が生まれ、膣の通り道が引き締まります。引き締め効果だけではなく、潤いアップ効果も期待できる施術です。
膣縮小治療には外科手術もありますが、ヒアルロン酸膣縮小治療はメスで切開することがないので、比較的ダウンタイムが短め。外科手術に比べ、術後の痛みも少ないとされています。
どんな人が受けている?
加齢や出産などの影響により、膣に次のような症状を自覚した人が多く受けている施術です。
- 緩み
- 乾燥
- 痒み
- 性交痛
- 入浴後の膣からの水漏れ
- 踏ん張ったときの尿漏れ、など
膣のタイトニング効果で性交時の密着度がアップすることから、パートナーも含めた双方の満足度アップのため、ヒアルロン酸膣縮小治療を受けている方もいます。
施術時の痛みについて
ヒアルロン酸膣縮小治療では麻酔を使用するため、施術時に激しい痛みを感じることはありません。ただし、まったくの無痛というわけではない点も理解しておきましょう。
麻酔の種類と効果
クリニックにより使用する麻酔の種類が異なります。
多くのクリニックでは、注入箇所に局所麻酔を実施。麻酔が十分に効いたことを確認してからヒアルロン酸注入を行うため、強い痛みを感じることはほとんどありません。局所麻酔に代わり、麻酔クリームを塗布して施術を行うクリニックもあります。こちらも痛みを大幅に軽減させられる有効な麻酔です。
なお、クリニックの中には笑気麻酔の併用が可能なところもあります。笑気麻酔とは、笑気ガスの吸引により意識が遠くなる麻酔のこと。施術への恐怖心を和らげることに有効です。
カウンセリングの際、使用する麻酔の種類を確認しておくと良いでしょう。
注入時の痛みの程度
膣粘膜に針が刺さる瞬間、少しだけ痛みを感じることはあるものの、麻酔がしっかりと効いている限り、ヒアルロン酸の注入時に我慢できないほどの痛みを感じることは、ほとんどありません。痛みよりも、違和感や圧迫感を自覚する方が多いようです。
医師の技術と施術方法の影響
ヒアルロン酸注入時の痛みについては、医師の技術力にも左右される側面があります。経験豊富な医師であれば、注入の角度や速度、針の進め方などを工夫し、可能な限り痛みを感じないよう配慮してくれるでしょう。
施術中の痛みが不安な方は、事前のカウンセリングの際に、そのクリニックの痛み対策を具体的に確認しておきましょう。
術後の痛みと経過
ヒアルロン酸膣縮小治療を受けた後の痛みに関連し、以下3つを確認しておきましょう。
術後の主な症状
術後、軽い腫れや違和感、ヒアルロン酸を注入した部位の圧迫感などが生じることもありますが、通常は数日で解消。内出血やむくみが生じた場合でも、1~2週間ほどで落ち着く例が大半です。
多くの場合、術後の痛みに不安を抱くことはありません。
痛みが続く期間
術後に強い痛みを覚えることは極めてまれ。もし耐えがたい痛みを感じた場合合には、速やかにクリニックへ相談しましょう。
軽度の鈍痛やチクチクした感じであれば、通常は数日ほどで落ち着きます。数日経っても落ち着かない場合、もしくは少しずつ症状が悪化してきた場合には、躊躇なくクリニックへ相談してみましょう。
痛みを軽減するケア方法
軽度とは言え、術後に感じる痛みは気になるものです。もし痛みが気になって日常生活に支障があるならば、医師から処方された痛み止めを服用し、痛みの軽減を図りましょう。医師から痛み止めを処方されていない場合には、市販の痛み止めでも構いません。痛み止めを服用した上で、しばらくの間、無理せず安静を保ちましょう。
なお、施術部位を軽く冷やしてみると、痛みや腫れの緩和に役立つこともあります。痛みや腫れが気になった際、試してみても良いでしょう。
施術後の日常生活への影響
術後の日常生活への影響に関して、次の3点を確認しておいてください。
性交渉の再開時期
ダウンタイムがほとんどないとされるヒアルロン酸膣縮小治療ですが、術後すぐに性交渉を際かいさせることはできないので、ご注意ください。
クリニックの方針や見解にもよりますが、性交渉の再開タイミングは、一般的には施術を受けてから数日から1週間後。仮にクリニックから指定された期間よりも早く膣内が落ち着いたとしても、感染症等のトラブル防止のため、医師に指定された期日まで性交渉の再開を待ちましょう。
運動や入浴などの制限
シャワーは、施術当日または翌日から可能ですが、熱いお風呂は腫れを促進する可能性があるため、術後5日から1週間ほどは控えてください。また、サウナや激しい運藤なども、同様の理由で1週間ほど控えるようにしましょう。
いずれも控える期間は医師の指示に従ってください。
仕事や外出への影響
多くの場合、痛みや腫れが軽度なため、一般的なデスクワークや軽い家事などであれば、大きな問題に至らないことが大半です。
ただし、デスクワークや家事を行っている間に、徐々に痛みや腫れが大きくなる恐れもあるので、施術当日や翌日は無理しないほうが無難。欠勤するほどではなくても、体調不良等を理由に時短勤務を検討してみても良いでしょう。
痛みを最小限にするポイント
多くの場合、強い痛みを経験することなく終わるヒアルロン酸膣縮小治療ですが、可能な限り痛みの可能性を避けるために、次の3点を意識してみてください。
信頼できるクリニック・医師を選ぶ
注入の施術を丁寧に行ってくれるクリニックなら、術後に強い痛みを生じる可能性も低いでしょう。
施術を丁寧に行ってくれるクリニックは、往々にしてカウンセリングが丁寧です。契約前に必ずカウンセリングを受け、治療法や痛み、ダウンタイムの説明を丁寧に行ってくれるクリニックを選びましょう。
過去の実績や専門性、口コミ・評判なども安心材料につながるのではないでしょうか。
術前の準備
術前は体調管理をしっかりと行い、施術の前日は十分な睡眠を取りましょう。また、喫煙や過度な飲酒は術後の回復を遅らせる要因にもなるため、施術前後の当面は控えるようおすすめします。
術後の回復力を高めるため、できうる限り万全の状態で施術へ臨みましょう。
術後のアフターケアを徹底する
術後、もし強い痛みを覚えた場合には、速やかにクリニックまで連絡しましょう。また、軽度の痛みであっても長引いている場合には、こちらも迷わずクリニックへ要連絡です。
できることなら、術後の定期的なフォローアップを行っているクリニックを選ぶと安心でしょう。
よくあるQ&A
痛みが強い場合にはどうすればいい?
A: すぐにクリニックへ連絡してください。ヒアルロン酸膣縮小治療は、強い痛みが生じにくい治療です。そのため、もし強い痛みが出たならば、通常とは違う何らかのトラブルが生じているかもしれません。速やかにクリニックを受診し、必要に応じて処置や痛み止めの処方をしてもらいましょう。
施術後にしてはいけない行為はある?
A: 施術箇所への刺激を避けるため、通常、1週間ほどは性交渉や熱いお風呂、サウナ、激しい運藤を避けたほうが良いとされています。術後は、医師から示される指示に従って過ごしましょう。
痛みを減らすために自分でできる工夫は?
A: 施術前日には十分な睡眠を取ること、日頃から栄養バランスの良い食事を取ること、施術前後の当面は喫煙や過度の飲酒を控えること。術後の回復力を高めるため、心身に良い日常を送るよう心がけましょう。
まとめ
ヒアルロン酸膣縮小治療は注射器のみで行う施術なので、外科手術で行う膣縮小治療と比べると、痛みが生じる可能性も低く、痛みが生じたときの程度も軽度に治まることが大半です。体への侵襲も少ない治療法なので、一般的には短いダウンタイムで済むでしょう。
施術時と術後の痛みには個人差があるももの、適切な麻酔の使用と丁寧な施術、およびアフターケアにより、痛みのコントロールをしやすいのがヒアルロン酸膣縮小の特徴でもあります。痛みについては、基本的に大きな不安なく受けられる施術ではないでしょうか。
それでも、もし痛みに不安がある場合には、事前のカウンセリングでしっかりと相談することが大事。痛みへの不安、自分の体質、ライフスタイルなどを伝え、適切な施術プランを提案してもらいましょう。







